浅野先発ボーフム、長谷部不出場のフランクフルトにドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第21節、フランクフルトvsボーフムが10日に行われ、1-1で引き分けた。フランクフルトのDF長谷部誠はベンチ入りも出場せず、ボーフムのFW浅野拓磨は71分までプレーしている。

前節ケルンに敗れて5試合ぶりの黒星となった6位フランクフルト(勝ち点31)は、長谷部がベンチスタートとなった。

一方、前節アウグスブルクに引き分けて2試合勝ちのない14位ボーフム(勝ち点21)は、アジアカップ帰りの浅野が中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]の2トップの一角で先発となった。

互角の攻防で立ち上がった中、ボーフムは12分に浅野がドリブルで持ち上がってミドルシュート。さらに1分後、ボックス右のベロがルーズボールを拾って決定的なシュートを浴びせた。

しかし14分、フランクフルトが先手を取る。ゲッツェの浮き球パスを右サイド高い位置で受けたチャイビがアーリークロス。マーモウシュがポストに足を直撃させながらもボールをねじ込んだ。

だが17分、ボーフムがすかさず追いつく。ボックす手前から放ったブロシンスキのミドルシュートがDFにディフレクトしてゴールに吸い込まれた。

追いついたボーフムは27分、浅野の落としからボックス左のシュテーガーがシュートに持ち込む好機を演出したが、ハーフタイムにかけては小康状態に。1-1で前半を終えた。

迎えた後半、開始3分にマーモウシュが際どいシュートを浴びせたフランクフルトが良い入りを見せると、58分にはFKからパチョがボレーでゴールに迫った。

守勢のボーフムは66分、カウンターから浅野がボックス右まで侵入してGK強襲のシュートを浴びせて牽制。

直後、エキティケのラストパスを受けたチャイビに決定機があったフランクフルトだったが、決めきれない。

71分に浅野がピッチを後にしたボーフムは82分、ブロシンスキがGK強襲のシュートを浴びせるも1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。

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