「作り、近さ、雰囲気、立地。全て完璧」宇佐美貴史も広島新スタにゾッコン!一森純はサッカー熱向上へ“後追い”希望

2月10日、エディオンピースウイング広島のこけら落としで、サンフレッチェ広島とガンバ大阪が対戦。後者が岸本武流の同点弾、倉田秋の決勝弾で、2-1の逆転勝利を収めた。

この記念すべき初戦には、ほぼ満員の2万6418人が来場。スタンド最前列からピッチまで8メートルの近さに加え、最新鋭の設備が揃う、魅力満載の新スタジアムが大いに沸いた。

広島の選手たちに間違いなくプラスに働いている一方で、アウェーのG大阪側はどう感じたのか。GKとしてフル出場した一森純に「新スタジアムの印象」を尋ねた。

「素晴らしい雰囲気でしたね。一言でまとめられないですね。日当たりも風通しも良くて、観客とピッチも近いですし。もっともっとこういうスタジアムが日本中にできたら、サッカーの熱も高まっていくんじゃないかなと思います」

【PHOTO】その名もエディオンピースウィング広島!サンフレッチェの新スタジアムを特集
また、81分から出場した宇佐美貴史にも質問。バイエルン・ミュンヘンでもプレー経験のあるキャプテンは、「海外のすごく良いスタジアムと比べても遜色ないと思います。個人的にすごく好きなスタジアムです」とかなり好印象の様子だ。

「作りや近さ、スタジアムの雰囲気、立地もそうですし、広島さんは全てにおいてパーフェクトなスタジアムを手に入れたなと。僕らのスタジアムも良いスタジアムですけど、こういったスタジアムでプレーできる選手たちは、Jリーグの中からも羨ましいと思われるんじゃないかなと思います」

ゾッコンの宇佐美は「アウェーに来るのも楽しみの1つになるんじゃないかな。逆に僕らはこういうスタジアムで勝ちたいと思うので。本当に良いスタジアム」とも語った。“特需”はホームチームだけでなく、Jリーグ全体に広がりそうだ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社