「すごく苦しい2年間だった...」伊藤美誠が“パリ五輪選考レース”の苦悩を吐露も、ファンに感謝!今後は「誰にも成し遂げられないことをやりたい」

2月10日、パリ五輪代表漏れとなった卓球の伊藤美誠(スターツ)がスタッフ公式Xに動画で登場。選考レースを振り返る一方で、早くも気持ちを切り替えた様子だ。

五輪選考レースで同学年ライバルである早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)に敗れた伊藤。3枠目の団体戦メンバーは、彼女らとダブルスが組める張本美和(木下グループ)が選出。これにより東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの落選が決定した。

3大会連続出場を逃した伊藤は早くも吹っ切れたようで、「オリンピックの選考が終わって、すぐ世界選手権(2月16~25日)がある。すごく楽しみですし、世界選手権の団体戦で日本を盛り上げられたらいいなと思います」と新たな目標を口にした。
そして「選考会や全日本(選手権)で本当にたくさんの方が試合会場に来て応援してくれたり、見に来られない方もすごく応援してくれていたのが伝わった。今回はすごく苦しい2年間だったんですけど、後半は特に皆さんのおかげですごく楽しい思い出というか、楽しい選考レースになったと思います」と振り返っている。

今後については、「これからまたすぐ新しい目標を見つけて、誰にも成し遂げられないようなことをやっていきたいと思うので、まずは世界の大会にたくさん出て、世界ランキングをどんどん上げていけたらいいなと思います」と意気込み、「これからも皆さんどうぞよろしくお願いします。世界選手権、頑張ります!」と最後はガッツポーズで締めた。

構成●THE DIGEST編集部

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