ドジャース同僚ラックス、大谷翔平は「裏側の努力が印象的」と言及。山本由伸の投球には「本当にえげつない」と感嘆「すぐに多くの成功を収める」

日本人コンビの存在にチームメイトが感嘆している。

現地2月9日、今季からロサンゼルス・ドジャースの一員となった大谷翔平、オリックスからポスティングシステムで同球団に移籍した山本由伸は、米アリゾナ州グレンデールでキャンプイン。大谷が屋内トレーニングを行なった一方、メジャー1年目の山本は、初日からブルペンでの投球練習を実施するなど、それぞれ調整を進めた。

今回、そんな二人の印象を明かしているのは、同僚ギャビン・ラックスだ。地元紙『Los Angeles Times』によれば、本拠地で大谷のトレーニングを見ていたという26歳の有望株は、「最高だ。彼がどれほど優れた野球選手なのかは誰もが知っている」と前置きしたうえで、「裏側の努力を見ることができ、本当に印象的だった」と話している。
さらにこの日、早速ブルペン入りし、球団関係者や報道陣の前で投球を披露した山本に関しては、「本当にえげつない」と感嘆のコメント。途中から左打席に立ち、日本人右腕の球筋を間近で確認していたが、これを踏まえてラックスは、「全ての球が安定している」と印象を明かしており、その後も次のように絶賛していた。

「スプリットは90~92マイル(約144.8~148.1キロ)、真っ直ぐは94~95マイル(約151.3~152.9キロ)くらい出ていると思う。カーブを含めて4つの球種どれでもストライクが取れる。また、彼の小さなスライドステップは(打者にとって)合わせづらい。すぐに多くの成功を収めるだろう」

新天地で特異な存在感を放つ大谷と山本。今後も彼らの一挙手一投足に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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