帝京大女子柔道部が大分合宿 穴井さやか監督「地元で技術や体力強化」【大分県】

練習を見守る帝京大の穴井監督(右)=レゾナック武道スポーツセンター

 帝京大女子柔道部(穴井さやか監督=大分市出身)は2日から、レゾナック武道スポーツセンターで合宿に取り組んでいる。12日まで。

 県のスポーツ合宿誘致推進事業の一環。部員やスタッフ計22人が参加した。10日は県内外の高校生ら約30人が加わり、実践形式の練習で仕上がりを確認した。

 同大の大分合宿は昨年に続き2回目。穴井監督は「地元大分の素晴らしい環境で技術や体力の強化が図れている」と満足いく表情を見せた。同大の岸江凌佳主将(3年)は「高校生の積極的に技を仕掛けてくる姿勢を見て、いい刺激になった」と振り返った。

 3月の全国選抜大会に出場する国東高の阿南瑠璃夢(るりあ)主将(2年)は「組み手や技の速さなど、たくさんの学びがあった。大会までに力をつけて上位を目指す」と話した。

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