嵐の二宮和也がＭＣとして出演した「だれかｔｏなかい」（フジテレビ系）の視聴率が急上昇。この先、番組内での旧ジャニーズ事務所ＯＢ勢の出演が増えていくのではとみられている。
ダウンタウンの松本人志が活動休止を表明したことで番組名が「まつもｔｏなかい」から「だれかｔｏなかい」に変更。その１回目のオンエアとなった２月４日の放送では平均視聴率が７・４％だった。番組タイトルが変わる前の１月２８日放送回では二宮がゲスト出演し、これまた７・２％と高視聴率となった。ある芸能関係者は「この番組がスタートした時は元ＳＭＡＰの香取慎吾が出演して、１０・６％という高視聴率でしたが、ここ最近は４～５％をウロウロしたところでリニューアルが必要ともいわれていました。そんなタイミングで松本が活動休止し、二宮が代役を買って出たという形でしたが、怪我の功名と言いますか、思わぬ結果に局内もびっくりしているそうです」。
このキャスティングもギリギリのところで決まったという。「タイトルにも表れていますが、誰になるか、本当に未知数だったそうです。それでも、ずっと二宮で番組が進むのかというと、そうでもなく、二宮もスケジュールの問題もあって、ある一定期間のＭＣと言われています」と同関係者。
そうなると再び、代わりに誰かとなるのだろうが、高視聴率をたたき出した香取だったり草彅剛だったりと元ＳＭＡＰ勢や、ＳＭＩＬＥ―ＵＰ．を辞めたタレントたちに声がかかるのではと言われている。前出の関係者は「フジテレビとしては、今の段階では一連の問題が解消されない限りはＳＭＩＬＥ―ＵＰ．のタレントと関係を見直していくという方向で進んでいます。だからこそ、事務所を離れた二宮などは積極的にいける部分もあるのですが、そもそも初回に香取を起用した時に爆発的な数字を出してますからね。中居と共にＭＣの座に香取が付くタイミングもあるんじゃないかといわれています」。
番組のマンネリ化も避けられるし、定期的なＭＣ交代はうまい方法なのかもしれない。
