福島県あさか開成高生考案のトウモロコシスープが準優勝 東洋水産が東北の高校生対象に募集

あさか開成高の生徒が考案したトウモロコシスープ

 東洋水産(東京都)の「スマイル〝フード〟プロジェクトin東北2023」で、福島県代表のあさか開成高(郡山市)の生徒が考案した県産食材を使ったトウモロコシスープが準優勝した。

 東北地方の高校生を対象に、48校174チームの応募があった。あさか開成高は星唯夏(ゆいな)さん、釣巻永奈(はるな)さん、芳賀友貴奈さん(いずれも3年)で構成する「チームNaNaNa」が参加した。

 作品名は「ふくしま親子deとうもろこしスープ」。親子で仲良く食べてほしいとの願いを込め、伊達鶏と卵を使用した。鶏をゆっくりと煮出したスープにトウモロコシと卵を加え、子どもからお年寄りまで楽しめるような味付けにした。

 釣巻さんは「コンクールを通して地元の魅力を再発見できた」と喜びを語った。

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