日英合作映画『コットンテール』リリー、木村多江の若かりし頃を演じた恒松祐里・工藤孝生の本編映像&コメント解禁

亡き妻の願いを叶えるため、東京とイギリスの湖水地方を舞台に家族の愛と再生の軌跡を紡ぎ上げた日英合作ロードムービー『コットンテール』。リリー・フランキーと木村多江の若かりし頃を演じた恒松祐里と工藤孝生による、兼三郎と明子の出会いのシーンが解禁された。

脚本を読んだ際、恒松は「静かな物語だけれど、大きな感情が渦巻いている作品だなと思いました。家族の中で決して口に出すことはないけれど、確かにそこにある愛を感じ取ることのできる作品」と受け止め、「時間が経っても色褪せることのない愛、楽しかった家族での記憶はまた次の世代にも受け継がれていく。どんなに悲しいことがあっても、記憶さえあれば、誰かが覚えていてくれれば、またあの日に戻ることが出来る。心に真っ直ぐ届く作品です」と、“家族の愛”を描いた本作の魅力を語った。

工藤は「名だたる俳優の方々との撮影でとても緊張していました。その緊張に耐えかねてパトリックに『何故僕を選んでくれたのか』と聞きました。その時に彼は『他の人は関係ないよ。貴方が受かったんだから。自信を持って。やりたいように。大丈夫。分かった?』と言ってくれたんです。この言葉は今も新しい撮影に臨むたびに思い出し、心の支えになっています」と撮影中の監督とのエピソードを明かし、また「家族は一番近いようで友人や恋人より複雑で実は知らない事が沢山あり、血が繋がってても赤の他人に思う事もあると思います。見て頂く方にもそう思う方が居ると思います。そんな家族の在り方、親子の関わりを偽りなく美しく映し出してくれている作品です」とメッセージを寄せた。

出演:リリー・フランキー 錦戸亮 木村多江 高梨臨/
恒松祐里 工藤孝生/イーファ・ハインズ and キアラン・ハインズ
監督・脚本:パトリック・ディキンソン
配給:ロングライド

3月1日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

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『コットンテール』

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