千葉ロッテが石垣キャンプで使う球場 ネーミングライツで「ロートスタジアム石垣」に 契約金と使い道は

石垣市中央運動公園野球場の愛称「ロートスタジアム石垣」のボードを掲げる知念永一郎副市長(左)とロート製薬の杉本雅史社長=1日、ロートスタジアム石垣

 沖縄県石垣市中央運動公園野球場の愛称が1日から「ロートスタジアム石垣」となった。ロート製薬(大阪市)が5年間のネーミングライツ(命名権)を取得した。期間は2029年1月31日まで。

 契約金額は年額305万円。同球場はプロ野球千葉ロッテマリーンズのキャンプで使用されており、球場の維持管理や市民の健康増進、スポーツ振興などに充てる。

 この日は同球場で調印式があり、知念永一郎副市長は「野球の競技力向上、スポーツ振興や市民の健康増進が図られる」と述べた。

 杉本雅史社長は石垣島を拠点とする関連会社の農業生産法人やえやまファームに触れ、「市民に受け入れてもらえるよう認知を高め、少しでも役に立てれば」と話した。(八重山支局・平良孝陽)

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