無添加ママの子が家に来たが → 「ごめん、スナック菓子しかなくて、、」あげると大喜び! なんと数年後!?

これは、近所に住むちょっと健康志向が行き過ぎたママ友Aさんに関する私の体験談です。
Aさんの息子Eくんが家に遊びに来るときは、出すお菓子にも気を遣っていました。
中学生になったEくんを久々に近所のコンビニで見かけたのですが……?

ftnews.jp

健康志向のママ友

近所で子どもが同じ年なので、何かとかかわることが多いママ友Aさん。
Aさんは健康志向で、添加物や無農薬へのこだわりが強すぎる無添加オーガニックママなのです。
特に子どもが口にするものにはものすごく神経質で、会うたびに無添加やオーガニックの食べ物の話をされてうんざりしていました。

手作り無添加おやつ持参

Aさんの息子Eくんが家に遊びに来るときは、いつも手作りや無添加のおやつを持参していました。
たまに家で出すおやつには、私も無添加のものをと、小さい頃から気を遣っていました。
小学5年生になった頃、約束なしにたまたま出会って遊びに来たEくん。
その日はあいにく我が家にはスナック菓子しかなくて、もう小学校も高学年だし、たまにならいいだろうと出したらEくんもすごく喜んで食べていました。

その日を境に来なくなったEくん

しかし、その日を境にEくんは一切我が家に遊びに来なくなったのです。
最初はたまたまかな? と思っていましたが、Aさんと近所で顔を合わせても挨拶もなしでそっぽを向かれ確信しました。
Eくんにスナック菓子を食べさせてしまったことがよっぽど気に入らなかったようです。
そもそも近所というだけで、うちの子ともそこまで仲良くなかったので子ども同士の関係には影響はありませんでしたが、私は何だかずっとモヤモヤしていました。

久しぶりにコンビニで見かけたら

それから数年後、中学生になったEくんを近所のコンビニで久しぶりに見かけました。
Eくんはまるで万引きでもするかのようにおどおどしながら、大量のスナック菓子とカップ麵を買い込みリュックに詰めていたのです。
その姿を見て、私のモヤモヤも晴れてちょっと笑ってしまいました。
無添加の食品が体にいいのはわかりますが、周りに考えを押し付けるのはよくないですよね。Eくんにスナック菓子の美味しさを教えたのは、この私だったのかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

© 株式会社ファッションニュース通信社