セリエA第24節が10日に行われ、ローマとインテルが対戦した。
3連勝中で5位につけるローマと4連勝中で首位に立つインテルの一戦は、17分にCKの流れから弾かれたボールをフランチェスコ・アチェルビがそのまま頭でゴール右隅に流し込んでインテルが先制に成功した。
それでも、ホームのローマは28分にロレンツォ・ペッレグリーニのFKからジャンルカ・マンチーニが頭で合わせて同点に。さらに、44分にはカウンターの流れから前線まで持ち運んだペッレグリーニが左サイドのステファン・エル・シャーラウィに渡すと、左足でゴール左上に叩き込み、両ポストに当たりながらネットを揺らし、逆転して前半を折り返した。
追いかける展開となったインテルだが、49分にマルクス・テュラムのゴールで試合を振り出しに戻すと、56分にはヘンリク・ムヒタリアンのクロスがオウンゴールを誘って再び勝ち越しに成功。そして、90＋3分にはカウンターから最後はアレッサンドロ・バストーニがダメ押しゴールを挙げた。
このまま試合は終了。上位対決を制したインテルが5連勝を達成した。一方、ダニエレ・デ・ロッシ監督就任後、3連勝を飾っていたローマは、新体制初黒星となった。
【スコア】
ローマ 2－4 インテル
【得点者】
0－1 17分 フランチェスコ・アチェルビ（インテル）
1－1 28分 ジャンルカ・マンチーニ（ローマ）
2－1 44分 ステファン・エル・シャーラウィ（ローマ）
2－2 49分 マルクス・テュラム（インテル）
2－3 56分 オウンゴール（アンヘリーノ／インテル）
2－4 90＋3分 アレッサンドロ・バストーニ（インテル）
