ゲレンデ頂上から温泉街の夜景を楽しむ 群馬・草津町

 星が見えやすい新月頃の夜に、スキー客のいない静かなゲレンデを歩く「星空ウオーク」が9日夜、群馬県草津町の草津温泉スキー場で開かれた。あいにくの曇り空で星はほとんど見えなかったが、県内外から参加した約30人が雪上散策を楽しんだ。

 午後7時ごろ、ゲレンデの頂上を目指して麓のレストハウスを出発。30分ほど歩いて到着した頂上からは温泉街の夜景が一望でき、参加者は写真撮影を楽しんでいた。

 都内から来た20代のカップルは「星空は見えなかったが、夜のスキー場を歩く貴重な経験ができた」と話していた。

 草津温泉観光協会が主催。21日夜には月明かりの下を歩く「ムーンライトウオーク」を同スキー場で開催する。問い合わせは同協会(☎0279-88-0800)へ。

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