「めちゃくちゃ腰が低い」「ずっと敬語」有吉弘行が通ったお好み焼き店主が素顔を明かす「初めから人間ができていた」

有吉弘行が、広島風お好み焼きの「生地引き」を実演し、話題になっている。

腕前を披露したのは、2月10日放送の『有吉弘行の故郷に帰らせていただきます。』(TBS系)。有吉が地元・広島をめぐる特番で、お気に入りの店「お好み焼き 越田」に4年ぶりに訪れた。

「たまに家でさ、(お好み焼きを)やるんだけどなかなかうまくいかない」と語る有吉に、店主の越田昌洋さんは生地用の粉の入ったボウルとお玉を渡す。

有吉は慣れた手つきで粉をすくい、鉄板に載せてお玉で素早く広げた。すると、共演のアンガールズら一同は「うま!」と称賛。さらに店主も、「うまい、ほんとにうまいです!」と褒めたたえた。

その後、有吉は注文したお好み焼きをほおばると、「うまよし、あじよしですね」とニッコリ。この新フレーズに、枡田絵理奈アナは「去年の『おいしい』よりだいぶレベルアップ」と評価していた。

本誌の取材に、店主の越田さんが有吉の素顔を語った。

「僕は3代めで、(先代の)祖母のころから、有吉さんはちょくちょく来てくれています。最初は猿岩石としてでしたね。4年くらい前は、有吉さんはおばあちゃんと一緒に来てくれて。すごく孝行する人だなと思いました。

その後も何回かお店に電話をいただいたんですが、ちょうど定休日とかぶって2、3回しか入れなかったんです。だから、今回の撮影では、『お久しぶりです、何回か入れなくてすみません』と、挨拶しました。

有吉さんって、テレビではすごく毒舌キャラじゃないですか。でも、実際会ったらめちゃくちゃ腰の低い人なんですよ。ずっと敬語でしゃべっている感じで、そういうちゃんとしたところがあるからこそ、売れるんだな、さすがだなと思います。売れる人というのは、初めから人間ができているんですね」

有吉の「生地引き」の本音の評価は?

「上手だったですよ。生地は、普通の人ならだいたいできないと思いますけど、有吉さんは一発で決めたんで。

アンガールズさんから『家でやったりするん?』と聞かれた有吉さんは、『家で仲間で飲むときとか作ったりするよ』と言ってました。それで、ちょっと振ってもいいかなと思って『やってみます?』とお願いしたんです。

今回の撮影、マジで撮り直ししてないんですよ。有吉さんは司会も会話も上手で、1回も止まることなく、一発ですんなり全部いきました。

有吉さんとどんな話をしたかはあまり覚えてないですが、紅白歌合戦の司会について『緊張したけど、めちゃくちゃ楽しかった』と笑っていましたね」

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