リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、トレント・アレクサンダー=アーノルドがヒザの負傷を再発させたことを明らかにした。
現地時間2月10日に行われた、プレミアリーグ第24節リヴァプール vs バーンリーの試合で、アレクサンダー=アーノルドは右SBとして先発出場。31分に、コーナーキックからディオゴ・ジョタがヘディングシュートを決め、アシストを記録する。これにより、アレクサンダー=アーノルドはプレミアリーグにおける通算アシスト数を58に伸ばし、ディフェンダーのアシスト記録の1位に躍り出た。
しかし、アレクサンダー=アーノルドはハーフタイムにハーヴィー・エリオットと交代。代わりにカーティス・ジョーンズが右SBの位置に入った。試合後、クロップ監督はアレクサンダー=アーノルドの交代理由を、ヒザの負傷のためと説明した。イギリス『Sky Sports』が伝えている。
「彼はそこ(ヒザ)に痛みを感じ、スパイクのスタッドが芝生に引っかかってしまった。彼は再び痛みを感じたので(ケガの状況を)評価する必要がある」
「トレントは『大丈夫だ』と言っていたが、私たちは注意を払い、交代することにした」
アレクサンダー=アーノルドは、1月7日のFAカップ3回戦のアーセナルとの試合でヒザを負傷し、3週間の離脱をしていた。1月28日に行われた、FAカップ4回戦のノリッジ戦で復帰を果たしたが、再び離脱する可能性があるようだ。
バーンリー戦は、ケガのモハメド・サラー、ドミニク・ソボスライの他にも、イブラヒマ・コナテが出場停止、アリソン・ベッカーとジョー・ゴメスが病気で試合のメンバー外になるなど、欠場者が多い中での試合だった。
そんな中、クロップ監督はバーンリー戦で勝利に値する個性を示すことができたと喜びをコメントした。
「明白な理由もあれば、明白ではない理由もあるが、本当にトリッキーな午後を過ごした。私たちがこの状況に対して、どれだけの個性を示すことができるのかが重要だった。そして選手たちは必要としていたものを証明した」