浅間高原の冬の風物詩「第30回北軽井沢炎のまつり」が10日、群馬県長野原町の北軽井沢ふれあい広場で開かれ、雪上の幻想的なキャンドルアートと打ち上げ花火を大勢の来場者が楽しんだ。
「火の山」である浅間山の平穏を祈り、一人一人の願いを込めたろうそくをともす行事。雪上には、ろうそく2000本を使って今年の干支(えと)である「辰(たつ)」などが描かれた。来場者は願い事を書き込んだろうそくを雪に差し、夜空と地上に広がる炎のアートを堪能した。
北軽井沢観光協会が主催し、県内外の40人超のボランティアらが協力。コロナ下で中止や縮小が続いてきたが、今年は神事も執り行い元の形に戻した。浅間鬼押し太鼓が和太鼓を披露。会場には、たき火スポットが設けられ、キッチンカーも並んだ。