グリズリーズが2ウェイ契約でプレーしていたGG・ジャクソン2世と4年契約を締結

2月10日(現地時間9日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズは、2ウェイ契約のGG・ジャクソン2世と複数年契約を結んだことを発表した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、契約期間は4年で、そのうち3年間が保証されているという。

2023年のドラフト2巡目全体45位でグリズリーズから指名されたジャクソン2世は、206センチ97キロのフォワード。今シーズン、リーグ最年少の選手で、昨年10月31日にフランチャイズ史上最年少(18歳と317日)でNBAデビュー。

ジャ・モラントやデズモンド・ベイン、マーカス・スマート、ブランドン・クラークといった主要選手たちのケガが続出して戦力ダウンするなか、ジャクソン2世は1月10日のダラス・マーベリックス戦からローテーション入りすると、14日のニューヨーク・ニックス戦、16日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で2戦続けて20得点以上をマーク。

今月9日のシカゴ・ブルズ戦ではいずれも自己最多となる27得点9リバウンドの大暴れ。『NBA History』によると、ジャクソン2世は19歳と53日でベンチスタートながら25得点以上を奪ったことで、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ/19歳と78日)を上回り、NBA史上最年少記録を塗り替えたという。

ジャクソン2世は10日を終えた時点で20試合に出場し、平均18.4分9.9得点3.5リバウンドを残しており、ドラフト2巡目指名選手としては上々の成績と言っていい。

なお、グリズリーズは、9日のデッドラインで成立した3チーム間トレードでフェニックス・サンズから獲得したセンター兼フォワードのチメジー・メトゥをウェイブ(保有権放棄)したことを発表した。

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