一年の五穀豊穣を祈る農作業開始の行事「全日本農はだてのつどい」が10日、岩手県奥州市で行われました。
「農はだて」はその年の農作業を始める日のことで、奥州市胆沢では毎年イベントを開き地域に伝わる風習や伝統行事で豊作祈願をしています。10日は地域の女性たちが苗に見立てた稲わらを雪に植えて豊作を祈る「庭田植え」が行われました。暖冬の影響で今年は雪の田んぼが例年の半分程度の大きさで、田植えをする人数も半分の5人となりました。会場では郷土芸能の鹿踊りや餅つきも行われ集まった人は一年の五穀豊穣を祈っていました。
