マカオ、春節GW初日のインバウンド旅客数が12万人超に

春節ゴールデンウィーク初日の世界遺産・セナド広場の様子=2024年2月10日(写真:GCS)

 中国本土で大型連休となる春節ゴールデンウィーク(GW)はインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられる。

 今年(2024年)の春節GWは2月10日〜17日の8日間。マカオ当局では、連休中の単日平均インバウンド旅客数を12万人(延べ、以下同)、8日間合計96万人と見込んでいる。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が2月11日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、春節GW初日(2月10日)のインバウンド旅客数が12万1356人だったとのこと。前年同日との比較では274.0%増。

 このうち、中国本土からの旅客が全体の68.1%を占める8万2674人、香港からの旅客が22.9%の2万7789人。

 なお、インバウンド旅客の入境のピークはGW3日目(2月12日)と予想されている。

 参考までに、昨年秋の国慶節GW(8日間)の総インバウンド旅客数は93万2365人、単日平均11万6546人だった。これを上回るかどうかが注目される。

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