自衛隊は、1月22日~2月2日、海上自衛隊館山航空基地及び横須賀(船越)地区において、川崎重工が開発中の無人ヘリコプター「K-RACER-X2」を用い、初の海自艦艇への無操縦者航空機による物資輸送を行うなど、運用要領等の実証を実施した。
K-RACER-X2は、川崎重工が開発している貨物ドローンで、最大搭載量が200kg、航続距離100km以上で1時間以上稼働可能だ。
能登半島地震において、緊急物資を物流ドローンによって運搬したケースがあった。今後、災害によって発生した孤立地域への緊急物資運搬でK-RACER-X2など大型貨物ドローンが活躍すると予想される。