1人の選手が30人以上の挑戦者と立て続けに戦う剣道の「立切り」が11日、4年ぶりに福島市で行われました。
「立切り」は、基立ちと呼ばれる選手が、約2時間をかけて30人以上の挑戦者と立て続けに剣を交える試合です。
福島市で4年ぶりの開催となった今年は、県警の機動隊員など3人の基立ちが出場しました。
選手たちは、疲労で何度も倒れ込みながらも、最後まで気力と体力の限界に挑んでいました。
基立ちとして出場 柏浦一輝さん「こういうつらい行事を乗り切ったということと、支えてくれる方々がたくさんいるということを胸にこれからも頑張りたい」
試合終了後は、参加者全員が基立ちの3人を讃えていました。