なすなかにし中西、那須とともに吉本興業オーディション受けていた過去「落選して松竹芸能へ」

なすなかにし・中西茂樹が、2月10日公開の鬼越トマホークのYouTubeチャンネルでコンビの半生を語った。

現在、脳梗塞により休養している相方・那須晃行(あきゆき)とは、いとこの関係で子どものころから仲がよかったという。

那須について、中西は「優しい」として「晃行のお母さんの運転で、後ろに2人で乗っていて、俺が寝たらタオルケットかけてくれていた」とハートフルなエピソードを披露。さらに、那須が中西の誕生日に急に現れ、プレゼントをくれたこともあり「そんな子、一緒にいたいやん。子どものころは一緒に漫画家になろうと言っていた。将来は一緒に何かしようと言っていた」と回想した。

そこから、当時あった吉本興業の2丁目劇場のオーディションに「イルミネーション」というコンビ名で2人で出たが、落選して松竹芸能の養成所に入ったという。

下積み時代は、コンビで一緒にひらかたパークでバイトしていたが、2年めからレギュラー番組が増えるようになり、「調子に乗っていた」と苦笑。

そんなトガリまくりのまま、勢いで上京したものの、仕事がぜんぜんなく「勘違いしていた。全部、自分の力でできている、みたいに思ってた。東京でもイケると軽い感じで来て、頭打ちを食らって(仕事が)何もなくなる」と再びバイト生活に。上野公園で肉まんを売るバイトをして、店主から頼まれて昼食を買いに行かされているときに「泣いてしまった。俺、何してるんやろう、って。そこで気づいた。俺は自分の力でやってるんじゃない。まわりが助けてくれていた」と気づいた。

そこから「考えを改めた」と、芸人としてのスタンスも芸風も変えていったことを明かしていた。

中西の話に、YouTubeのコメント欄にはさまざまな声が書き込まれた。

《関西だとなすなかはデビュー直後から実力あるイメージでしたけどね。全国区で売れて本当に嬉しいです! 那須さんが元気に復帰されることを願っています》

《おもろかった! 家族でも友達でもない従兄弟っていう距離感が良いんだな》

《なかにしさんめっちゃいい人やなぁ。なすさんも早く復帰できますように》

「中西さんは、今回の動画で那須さんの病状についても明かしていました。

医師に『復帰はできるんでしょうか?』と聞いたところ、その時点では『いまのところはなんとも申し上げられないです。本人のリハビリ次第です』と言われたとのこと。現在は退院している那須さんについて、中西さんは『元気にはしてますよ』と話していました」(芸能ライター)

コンビがそろった姿がまた見られるのが楽しみだ。

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