犬は喜び庭かけ回り

こんにちは。内田友賀です。

先日は都心でも積もるほどの雪が降りましたね。年に数回しか体験できない地域の住民にとって、雪は一大イベントです。

飼い主さんたちも、愛犬に雪を体験させてあげようと、寒さにも負けずお散歩に出られたのではないでしょうか。今日は降雪にちなんで、ぽん太さんの雪遊び回顧録です。

犬は雪が好き!?

最近はSNSなどでも、雪に大興奮の犬たちの動画をよく見かけます。もちろん、雪が苦手な犬や寒さに弱い犬などもいますので、全ての犬が雪好きなわけではありませんが、それでもやはり、雪でテンションが上がる子が多い印象ですよね。

犬がなぜ雪でテンションが上がるのか、その理由はまだ解明されていないそうです。

我が家のぽん太はというと、「その日の気分による」という何とも掴みどころのない反応を示します。

テンションがすごく上がって、ボール遊びや寝そべりなど雪を満喫する日もあれば、

1歩も動きたくないと固まってしまう日もあって、

その気分の違いは飼い主の私にも分かりません。

柴犬らしいな、と思うぽん太さんでした。

寒くないのかな?

雪の日の散歩で、きっと誰もが心配することは「足、冷たくないかな」ということでしょう。

犬の肉球は、固い角質と脂肪やコラーゲンで出来たプニプニによって、ダイレクトに地面の温度を感じにくいようになっています。そのため、人間が裸足で歩くよりは雪の冷たさを感じないようです。

しかし「感じにくい」というだけで、夏には火傷、冬にはしもやけを起こすこともあります。お散歩の後はしっかりと保温&保湿ケアをしてあげましょう。

やっぱり冒険心がくすぐられるね

何と言っても雪は、犬たちの好奇心を掻き立ててくれるようです。

犬は歩くときに、視覚や聴覚、嗅覚以外にも、足の裏の感覚を存分に使っています。雪はそのすべてにおいて「いつもと違う感覚」を与えてくれます。

目に見える景色、音の跳ね返り、雪の匂いや地面の下から感じる匂い。そして、土ともコンクリートとも違う、サクフワの雪の感覚。

これらが犬たちの脳や本能を刺激することで、何だか心がウキウキして、めったに出会えないその大自然からのギフトを楽しむのではないでしょうか。

季節を感じて

季節というものは、温度や景色だけではなく、香りや空気の流れ、音や生命のエネルギー感などの様々な“感覚”の変化を楽しませてくれます。

都会に住んでいると薄れてしまう季節感ですが、犬たちにとって、ありのままの自然を感じる時間は、リフレッシュやストレス解消、活力アップなどのたくさんの恩恵があります。

寒さでつい家に閉じこもりがちな冬ですが、風邪をひかないように温かい恰好で、今しかできない「冬探し」のお出かけを、愛犬と一緒に楽しんでみてくださいね。

Lots of Love.

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