「何やってるの!?」退職者の私物を整理していたら、同僚が隠れてコソコソ。もしかして泥棒してる!?

人は見かけによらないと言いますよね。私は常識のある人だと思っていた同僚が盗みを働く姿を目撃して、ショックを受けてしまいました。しかも盗みを責められた同僚は、驚くべき発言をしてきてあ然! 今回は私が人間不信に陥りそうになった体験談をご紹介します。

退職者の荷物の整理を任された

やむを得ない事情により、同僚のA子が突然仕事を辞めることになったときのこと。
A子は会社を訪れることができなかったため、A子の同意を得た上で、デスクやロッカーの荷物を整理して送ることになりました。
作業を任せられたのは、私と、それなりに仲がよかった同僚のB美の2人。私はそこで衝撃的な光景を目撃することになったのです。

同僚が怪しい動きをした!?

ロッカーの整理中、私が背を向けたときにB美が怪しい動きを見せました。B美は私の目を盗んで、なにかを隠す動きを見せたのです。
不思議に思った私は「今、何したの?」と声をかけたけれど、B美は「えー? なにが?」ととぼけます。
ふとB美の周囲を確認すると、そこにはA子のロッカーにあったはずのストールが……。B美は一瞬の隙をついて、自分の荷物に紛れ込ませていたのです。

同僚の窃盗現場を目撃した私

同僚が私物を盗む現場を目撃した私は、ショックを受けてしまいました。「何やってるのよ!?」と説明を求めましたが、B美は「冗談だよ」とヘラヘラ。
「窃盗は犯罪! 冗談じゃすまないよ」と責めると、「お金を盗んだわけじゃないし、これくらいで大げさ。真面目かよ……」とふてくされてしまいました。

B美は常識的な同僚だと思っていたので、その悪びれない態度にびっくり。
ストールもハイブランドのものというわけではなく、なぜ盗もうとしたのか疑問です。
私はその後、またB美がやらかさないか目を光らせて作業することになり、ぐったりしてしまいました。

同僚の裏の顔を知ってショック

犯行は未遂だったため上司には報告しませんでしたが、それ以降はB美を見る目が変わってしまいました。
これまでに、ペンやお菓子などちょっとしたものがなくなることがあったけど、もしかしたらB美の仕業だったのかも……。何か理由があってのことかもしれませんが、同僚の裏の顔を知ってしまって、ゾッとしてしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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