紙芝居の上演とチンドンの演奏が10日、群馬県玉村町の玉村八幡宮で行われ、巧みな語り口とにぎやかな楽器の音色が境内に響き、来場者を楽しませた。
紙芝居は同町の民話を題材にした「五料のカッパと妙義のカッパ」。伊勢崎市出身の寿ちんどん宣伝社座長、石原之寿(いしはらのことぶき)さん(65)=茨城県土浦市=が熱演した。友人でライターの小暮淳さん(65)=前橋市=が創作し、デザイナーの栗原俊文さん(52)=同=が絵を担当した。
チンドンは高崎チンドン俱楽部(杉浦芳郎座長)の4人で、アニメソングなどを演奏して盛り上げた。石原さんが同俱楽部に所属していた縁で共演した。
紙芝居は11、12の両日も行われる。