子どもと美術家のコラボ作品展示 25日まで福島市の県立美術館

子どもたちが心の内を託した作品が並ぶ会場

 福島県内の子どもたちが美術家と制作した作品を紹介する展示会「おとなりアーティスト」は25日まで、福島市の県立美術館で開かれている。

 県立美術館などが創作の喜びを感じてもらおうと企画し、小中高校など10カ所で学ぶ子どもたちの作品を展示している。福島市を拠点にするアートユニット「FRIDAY SCREEN」、白河市が拠点のイラストレーター・コーディネーターよしもとみかさんが学校などへ赴き、子どもたちとワークショップ形式で制作した。

 段ボールを切り抜き心の声を可視化した作品や、三原色の絵の具を使い自身の「いま」を色や形で表現した抽象画など、多彩な作品を観覧できる。

 観覧は午前9時30分から午後5時。無料。13、19両日は休館。

 取り組みに参加した学校などは次の通り。

 岩瀬中、郡山ザベリオ学園小、福島市教委教育研修課・ふれあい教室、日和田中、御館中、会津美里町本郷生涯学習センター、いわき支援学校くぼた校、小野小、富岡支援学校、伊達高

© 株式会社福島民報社