一年の安寧祈り「川を渡るぼんでん」

小正月の伝統行事「川を渡るぼんでん」が大仙市で行われ参加者が一年の安寧を祈りました。

「川を渡るぼんでん」は大仙市の花館地区に170年以上前から伝わる小正月行事です。新築の家や厄年の人がいる家を訪れ、家内安全や無病息災を祈りながら地区を練り歩きます。

そして午前10時頃、雄物川の船着き場に続々とぼんでんが集まります。

目指すのは対岸の山の上にある伊豆山神社です。橋がなかったころの名残で、今も渡し舟に乗って川を渡ります。

今年は13本のぼんでんが川を渡り、神社に奉納されました。

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