新システムで首位決戦に臨むも敗戦…バイエルン指揮官「あの決断は何時間も考えた」

バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督が、レヴァークーゼン戦を振り返った。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

2位バイエルンは10日、ブンデスリーガ第21節でリーグ首位のレヴァークーゼンと対戦。勝ち点差「2」で激突した頂上決戦は、ヨシプ・スタニシッチに先制点を奪われると、50分にはアレハンドロ・グリマルド、試合終了間際にはジェレミー・フリンポンにゴールを決められ、0-3で完敗を喫した。

チーム率いるトゥヘル監督は試合後、「序盤は危なげなくゲームを支配していたが、基本的には自分たちのミスやエネルギー不足によって、勢いが少し傾いてしまった。得点をあまりにも簡単に与えすぎたし、勝つには前線での突破力が足りなかったと思う」と反省点を口にした。

また今季、4バックを基本として戦ってきたトゥヘル監督だったが、この試合では3バックを採用。そのことについて同指揮官は「あの決断は慎重に検討し、何時間も考えたものだ。あれがプランだった。しかし、責任は私にある。違う戦い方をしていたらどうなっていたかはわからない。私はまた同じことをするよ」と自身の見解を明かした。

続けて、リーグの優勝争いについて尋ねられると、「レヴァークーゼンにとって、この試合は我々に差をつける絶好のチャンスだった。彼らはそのチャンスをものにした。勝ち点差は変わったが、アプローチは変わらない。我々は前進し続けなければならないし、より良くなる必要がある」とチームの“立て直し”を誓った。

【試合ハイライト動画】レヴァークーゼン 3-0 バイエルン

© 株式会社シーソーゲーム