シャビ・アロンソ監督、バイエルン撃破で兜の緒を締める「調子に乗ってはいけない」

レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、ブンデスリーガの優勝争いに言及した。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』やクラブ公式『X』が指揮官のコメントを伝えた。

公式戦無敗を維持して首位を快走するレヴァークーゼンは、10日に行われたブンデスリーガ第21節で勝ち点差「2」のバイエルンと対戦。序盤から主導権を握ると、ヨシプ・スタニシッチ、アレハンドロ・グリマルド、ジェレミー・フリンポンのゴールで3-0の快勝を収めた。

ボール保持率は4割に満たなかったが、それでも試合内容で圧倒。X・アロンソ監督は試合を振り返り、「今日はいつもほどボールを持てなかったが、ボールを持っているときもボールを持っていないときも優勢だった。バイエルン戦でこのレベルを達成できれば、それはチームが成長したことを示している」と、チームのパフォーマンスを称えた。

“絶対王者”との勝ち点差を「5」に広げ、クラブ史上初となるリーグ優勝への期待は増すばかり。だが、X・アロンソ監督は「それについて話すのは5月に入ってからにしよう」と、優勝の話題は時期尚早とし、シーズン後半戦に向けて気を引き締め直した。

「現実的でなければならない。忍耐を続け、調子に乗ってはいけない。もちろん私たちの順位はいいが、試合ごとに考えなければならない。明日からは、(17日の次節)ハイデンハイム戦が頭から離れなくなる。簡単ではないよ」

【試合ハイライト動画】レヴァークーゼン 3-0 バイエルン

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