アイヌ文化へ理解深めて…新演目「満月のリムセ」お披露目 "優しさや多様性受け入れる姿勢"を表現 4月27日から公演へ 北海道釧路市阿寒町

アイヌ文化への理解を深めてもらおうと北海道釧路市が制作した舞台の演目が完成し、一足先にお披露目されました。「満月のリムセ」と題した新しい演目は、阿寒湖温泉を訪れる人にアイヌ文化への理解を深めてもらおうと、釧路市が3年かけて制作しました。歌や踊りを通じて、アイヌ文化の優しさや多様性を受け入れる姿勢が表現され、お披露目会には、ナレーションとアドバイザーを務めた俳優の宇梶剛士さんもかけつけました。会場周辺ではサケのオハウという汁物も振る舞われ、訪れた人がアイヌの食文化に触れていました。公演は4月27日から阿寒湖アイヌシアター・イコロで始まる予定です。

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