夜が更けたころ、<何でもいいから爆買いしたい!>という衝動に駆られたことはありませんか? 判断力が鈍っているからか、ついつい買いすぎたり要らないものまで注文してしまいますよね。今回もそんな深夜の通販サイトでやらかした、筆者の友人から聞いたお話です。
忙しすぎる繁忙期を迎えた会社員
私は、20代のどこにでもいる普通の会社員です。
あるとき、業務がかなり多忙化。
2~3時間の残業は当たり前、時には休日出勤することもありました。
繁忙期が過ぎれば落ち着くとは分かってはいたものの……。
あまりにも目が回るような忙しさに、ストレスだけが溜まる日々が続いていました。
ミスして落ち込んでいるとSNSには羨ましい投稿が
そんななか、仕事でちょっとしたミスをやらかしてしまったのです。
上司や同僚はフォローしてくれたものの、ミスしてしまった自分が許せません。
それでみんなに迷惑をかけてしまったことも、悔しくて仕方ありませんでした。
その日の夜、あまりにもストレスが溜まっていた深夜2時、何気なくSNSを開いた私。
するとそこには、友人たちが楽しそうに彼氏とデートやカフェ巡りをする写真が投稿されていたのです。
ストレスから通販サイトで服を爆買いしてしまう
「私はこんなに辛いのに」
「いいなあ~ずるいよ!」
そんな思いから、服をたくさん買いたい衝動に駆られてしまったのです。
十分に服はあるのですが、通販サイトを開くと、魅力的な服についつい心を奪われた私。
その衝動のまま、大量に服を購入してしまいました。
その金額は、なんと総額10万円近く!
それでも、素敵な服がたくさん見つかったので、楽しみな気持ちでいっぱいに。
ワクワクしながら届くのを待っていたのですが……。
服が全然合わなくて無駄遣いに……
数日後、届いた服を着てびっくり!
どれもサイズが合わなかったり、うまくコーディネートできなかったり。
<買ってよかった>と思えた服は2、3着しかなかったのです!
大量に届いた、ほとんど着ないであろう服を見て、げんなりした私。
それから判断が鈍くなる深夜や、ストレスが溜まっているときには、通販サイトを開かないよう気をつけています。
ちなみに、この失敗談は友人たちに大ウケ。
ひとしきり笑われたあと、友人たちの仕事やプライベートの悩みを聞き、辛いのは自分だけじゃないと反省もできました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい