【共同通信杯】戸崎「追ってからも味がある」ジャスティンミラノがデビュー2連勝

2月11日、東京競馬場で行われたG3・共同通信杯(芝1800m)は、戸崎圭太騎乗の4番人気、ジャスティンミラノが快勝。G1馬以下を完封し、クラシック戦線へ向けて名乗りを挙げた。

共同通信杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ジャスティンミラノ
戸崎圭太騎手
「攻め馬も乗ってなかったので、テン乗りだったんですけど、良い馬だなっていうのは映像を見て感じていました。ほんとに乗りやすくて、強い勝ち方が出来たんじゃないかなと思います。スタートが、いまいち決まらなかったんですけど、ペースも遅くなりそうだったので、主張というか取りに行きました。(直線の手ごたえは)十分にありましたし、追ってからも味のある馬で強かったと思います。乗りやすかったので、その辺り(距離適性)も問題ないかなと思います。新馬戦を勝っただけで、まだキャリアも浅いですけども、こういった中で重賞も勝てましたし、内容的にも強い内容だったので、先々ほんとに楽しみになると思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

2月11日、東京競馬場で行われた11R・共同通信杯(G3・3歳オープン・芝1800m)は、戸崎圭太騎乗の4番人気、ジャスティンミラノ(牡3・栗東・友道康夫)が快勝した。1.1/2馬身差の2着に1番人気のジャンタルマンタル(牡3・栗東・高野友和)、3着に9番人気のパワーホール(牡3・栗東・昆貢)が入った。勝ちタイムは1:48.0(良)。

2番人気で坂井瑠星騎乗、ミスタージーティー(牡3・栗東・矢作芳人)は7着、3番人気で武豊騎乗、エコロヴァルツ(牡3・栗東・牧浦充徳)は5着敗退。

スローの前残り

戸崎圭太騎乗の4番人気、ジャスティンミラノがデビュー2連勝で重賞初制覇を決めた。レースではゆったりとしたスローペースの2番手からあっさりと抜け出す形に。センスの良い走りでG1馬以下を退けた。無敗のG1馬、ジャンタルマンタルは中団から差し脚を伸ばすも2着まで。

ジャスティンミラノ 2戦2勝
(牡3・栗東・友道康夫)
父:キズナ
母:マーゴットディド
母父:Exceed And Excel
馬主:三木正浩
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ジャスティンミラノ 戸崎圭太
2着 ジャンタルマンタル 川田将雅
3着 パワーホール 田辺裕信
4着 ディマイザキッド R.キング
5着 エコロヴァルツ 武豊
6着 ベラジオボンド 岩田望来
7着 ミスタージーティー 坂井瑠星
8着 フォスターボンド 横山武史
9着 エンヤラヴフェイス R.キングスコート
10着 ショーマンフリート C.ルメール

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