立憲民主党の岡田克也幹事長が11日、鹿児島市の天文館と湧水町で演説し、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を「一部の有力政治家が未公開株を受け取ったリクルート事件より悪質だ」と批判した。
「派閥ぐるみで共謀し意図的に裏金を作った。何に使ったか、いまだにはっきりしない」と指摘。「事実を明らかにし、責任を取るべき人に責任を取らせ、二度と起きないようにしていくことが重要だ」と訴えた。
衆院解散の時期について「(6月23日が会期末の)通常国会中にあると思っている」と述べ、「自民党を上回る議席を確保し、政治を変えたい」と呼びかけた。
4月の鹿児島市議選や次期衆院選に向けた党勢拡大で訪れた。