“プリモ少佐“が4番機SLOTに、米空軍 F-16アクロ飛行隊サンダーバーズがスーパーボウルで2024始動

ネリス空軍基地 2019年11月18日撮影 91-0392 ジェネラル・ダイナミクス F-16CM-52-CF ファイティング・ファルコン アメリカ空軍

アメリカ空軍のアクロバット飛行隊「サンダーバーズ」(The United States Air Force Air Demonstration Squadron)の2024年シーズンが、2月11日(日本時間2月12日)にラスベガスで開催されるスーパーボウルでのフライオーバーでスタートします。

サンダーバーズ公式SNSおよびホームページでは、2024年の航空ショーを支えるチームメンバーが発表されています。 © U.S. AIR FORCE THUNDERBIRDSU.S. AIR FORCE THUNDERBIRDS いずれ劣らぬ精鋭ぞろいのサンダーバーズパイロットですが、その中に日本の航空ファンおなじみのメンバーが在任しています。コールサイン「プリモ」(Primo)こと、ジェイコブ・インペリッツェリ少佐(U.S Air Force Maj. Jacob Impellizzeri)です。 © U.S. AIR FORCE THUNDERBIRDSU.S. AIR FORCE THUNDERBIRDS

プリモ少佐(当時は大尉)は、2020年までアメリカ軍三沢基地(青森県三沢市)所属のPACAF(太平洋空軍)F-16デモチームのパイロットとして活動していました。PACAFのF-16デモチームは、インド太平洋地域における航空ショーでデモ飛行を行っており、日本の航空祭にも参加するのが恒例になっています。日本の航空ファンにとってプリモ少佐は、伝説のパイロットと言っても過言ではないかもしれません。

プリモ少佐はPACAF F-16デモチームの在任期間、卓越した操縦テクニックとサービス精神で、日本の観客の度肝を抜きまくり、圧倒させまくり、異次元のフライトを見せつけていました。日本でPACAFのF-16を一躍有名にした立役者と言えるかもしれません。

そんなプリモ少佐は、2021年からサンダーバーズに入隊し、2023年シーズンでは3番機を担当。今年2024年シーズンは4番機“SLOT”にアサインしています。プリモ少佐の展示飛行がまだまだ見られる、エアショーシーズンがいよいよ開幕です! © U.S. AIR FORCE THUNDERBIRDSジェイコブ・インペリッツェリ少佐(U.S Air Force Maj. Jacob Impellizzeri)

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