酒に酔って交番で2時間半休憩したか…36歳男を建造物侵入容疑で逮捕 パトロールから戻った警察官が不審に思い防犯カメラを確認し発覚 静岡・三島市

静岡県警三島警察署の三島駅前交番の警察官の執務室に正当な理由なく侵入したとして、自称・建設作業員の男が緊急逮捕されました。男は執務室で休憩していたということです。

建造物侵入の疑いで緊急逮捕されたのは、静岡県長泉町の自称・建設作業員の男(36)です。警察によりますと、男は10日午前3時半から午前5時50分ごろの間、三島市にある三島駅前交番の警察官の執務室に正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。

男は交番に侵入する前、財布をなくしたとの理由で交番を訪れましたが、警察官はパトロール中でいませんでした。そのため、交番の電話を使って財布の紛失を三島警察署に届けたあと、男はカウンターの奥にある警察官の執務室に侵入し、およそ2時間半にわたって休憩していたということです。

午前7時ごろにパトロールから戻った警察官が、整えられているはずの執務室内のいすが乱れているのを不審に思い、交番内の防犯カメラを確認。防犯カメラには男が侵入している様子が映っていたということです。

警察によりますと、男は「入ったことは間違いありません」と容疑を認めています。男は酒に酔っていたとみられ、警察が侵入した目的を調べています。

© 静岡朝日テレビ