病床使用率6~7割に減少 施設も老朽化…引佐赤十字病院が来年度末で閉院 浜松市浜名区

浜松市浜名区の引佐赤十字病院は、施設の老朽化や患者数の減少を理由に、来年度末で閉院すると発表しました。

日本赤十字社によりますと、引佐赤十字病院は2月中旬以降、整形外科などで段階的に外来診療を終了し、来年3月31日に閉院するということです。地域の療養病床数が過剰になり、100床ほどある病床の使用率が6割から7割程度にまで減少。施設の老朽化も進み、今回の判断に至ったということです。

患者への対応については、4月以降、「診療内容に応じて適切な医療機関を紹介する」としています。

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