奉祝大会や県民のつどい 建国記念の日【岩手】

盛岡市内で開かれた第58回建国記念の日奉祝県民大会

 「建国記念の日」の11日、盛岡市内で奉祝大会や県民のつどいなどの関連行事が行われ、参加者が国の在り方について考えた。

 このうち第58回建国記念の日奉祝県民大会(県建国記念日奉祝会主催)は、約350人が参加。県神社庁の坂本広行庁長が「わが国は悠久の歴史の上に成り立っていることを改めて理解いただくとともに、われわれ国民は天皇陛下の尊いお祈りに報いるため、日々のなりわいを誠心誠意精励しなければならない」と式辞を述べた。

 来賓として広瀬めぐみ参院議員、階猛衆院議員、横沢高徳参院議員の本県選出国会議員3人が祝辞を述べたほか、国歌や紀元節の歌を斉唱。出席者全員で万歳し、記念日を祝った。式典後、早池峰大償神楽による奉祝神楽が奉納された。

 一方、教科書・靖国神社問題県市民ネットワークやいわて労連など7団体は「『建国記念の日』について考える県民のつどい」を開催。岩手大名誉教授の麦倉哲氏による講演や討論が行われた。

© 岩手日日新聞社