伊藤フル出場のシュツットガルト、ウンダブ弾などでマインツに快勝し3連勝【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

シュツットガルトは11日、ブンデスリーガ第21節でマインツをホームに迎え、3-1で快勝した。シュツットガルトのDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気はベンチ入りしなかった。

前節フライブルクに勝利して連勝とした3位シュツットガルト(勝ち点40)は、5日前に行われたDFBポカールではレバークーゼンに2-3と打ち負けて敗退となった。そのレバークーゼン戦で2失点に関与してしまったアジアカップ帰りの伊藤は[4-2-3-1]の左センターバックで先発となった。

5バックで構える17位マインツ(勝ち点11)に対し、開始25秒にウンダブがGK強襲のシュートを浴びせたシュツットガルトは、2分にカシにポスト直撃のシュートを打たれてひやりとさせられる。

その後、抗議活動で10分以上中断があって迎えた26分、ヒューリッヒのパスをボックス内で受けたカラソルが決定的なシュートを放ったが枠外に。

35分のピンチではCKの流れからヌガンカムに決定的なヘディングシュートを許すも枠外で助かると、40分に先制の絶好機。しかしロングカウンターの流れからウンダブのラストパスを受けたヒューリッヒがGKと一対一となるもゼントナーに阻まれてシュートを打ちきれなかった。

それでも44分に押し切る。シュテンツェルの右クロスがファーに流れたところをミッテルシュタットが受け、ボレーを蹴り込んだ。さらに3分後、シュテンツェルの浮き球パスをボックス内で受けたルウェリングがシュートを決めきり一気にリードを広げた。

追加タイム5分にもルウェリングに好機のあったシュツットガルトが2点のリードで前半を終えた。

迎えた後半も押し込むシュツットガルトは53分に3点目のチャンス。カラソルのパスを受けたルウェリングがボックス右に侵入。シュートに持ち込んだが、GKゼントナーのセーブに阻まれた。

その後、61分にギラシーを投入したシュツットガルトが引き続き主導権を握ると、73分に3点目。ルオーのロングフィードを受けたウンダブがDFをかわしてボックス左に侵入。GKとの一対一を確実に制した。

76分にアジョルクに一矢報いられたシュツットガルトだったが、3-1で快勝。3連勝として3位の座を堅守している。

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