元日本代表MFの前園真聖氏が、フジテレビ系列のワイドナショーに出演。中東勢の強さについて語った。
開催国のカタールが2連覇を成し遂げたアジアカップで、森保ジャパンは準々決勝でイランに1-2で敗れ、ベスト8敗退となった。
前園氏は、日本はイランにインテンシティで劣っていたと振り返る。
「イランの方が勝つ気持ちが前面に出ている。上手いとかじゃなくて、球際の部分とか、競る時とか、相手をちょっと引っ張ってでも、とか。そういう所の強度が、イランの方が上回っていたので、勝てないだろうな。
技術だけじゃ勝てない。日本は上手い。でも、球際の五分五分のところで、相手を引っ張ってでも取るというのが、90分間通して前面に出てこないと、厳しい試合は勝てない」
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今後、日本には2026年の北中米ワールドカップの出場権獲得がかかるアジア予選が待っている。アジアの出場枠は、従来の“4.5”から“8.5”に拡大。7大会連続出場中の日本にとって、予選突破に対して楽観的な見方もあるなかで、前園氏は危機感を示す。
「増えて日本はラッキーだと思う。それぐらい厳しくなった。特に中東は、めちゃめちゃ強い。今回、(グループステージで1-2の)イラクと、イランに負けている。決勝に来たのはカタールとヨルダン。中東勢のレベルが、かなり上がっている」
そして、「そう考えると、そこに韓国、オーストラリア。日本は入れるか。本当に厳しい」と語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部