変幻自在 老舗企業の挑戦 あかのれん 仕入れ先や顧客と信頼関係築き105年 「あかのれん」社名消えた時期も 出店は目の届く範囲に 顧客目線の店づくり意識         

1930年ごろの店舗

 総合衣料店のあかのれん(本社名古屋市南区内田橋1の3の19、伊藤瑛祐社長)は1919(大正8)年に創業し、今年105年目を迎えた。合併により「あかのれん」の社名が消えた時期もあったが、仕入れ先や顧客との信頼関係を地道に築くことで歴史をつないできた。現在はさらに顧客に寄り添うべく、地域性や客層に合わせた品ぞろえや配置に知恵を絞っている。

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