12日(月)連休最終日 午後は全国的に晴れて寒さ和らぐ

 12日(月)の昼前までは、北陸や関東甲信、近畿の日本海側、山陰では、大気の状態が不安定で雨や雪が降る所があるが、午後は、次第に天気は回復し、全国的に晴れてくる見込み。日中の気温は、11日(日)より高く、寒さが和らぐ所が多くなりそう。

12日(月)午後は晴れて行楽日和 寒さも和らぐ

 12日(月)の昼前までは、上空の強い寒気の影響で、北陸や関東甲信、近畿の日本海側、山陰などでは、大気の状態が不安定になるため、急な強い雨、落雷や突風に注意が必要だ。標高の高い所では雪になっている。しかし、午後には上空の寒気も抜けて、高気圧に覆われ、全国的に晴れる見込み。各地の最高気温は、11日(日)より高く、札幌3℃、金沢10℃、東京と大阪、福岡12℃、広島14℃、高知15℃の予想で、平年並み~3月中旬並みになりそうだ。

13日(火)~全国で気温急上昇 スギ花粉飛散が本格的に

 13日(火)以降は上空に暖かい空気が入るため、全国的に気温が急上昇する見込み。13日(火)の各地の最高気温は、札幌と青森10℃、仙台14℃、東京16℃、大阪と広島15℃、鹿児島18℃と、3月中旬~4月上旬並みの暖かさになりそうだ。スギ花粉の飛散が各地で本格化する見込み。花粉症の人は、マスクやメガネなどで対策を心がけたい。

14日(水)さらに気温上昇 15日(木)にかけて全国的に雨で南風強まる

 14日(水)は、各地でさらに気温上昇。東北南部~九州では18℃前後まで上がり、4月並みの暖かさの所が多くなる見込み。日本海には低気圧が進み、15日(木)にかけて、発達しながら北日本に近づくため、全国的に雨や雪が降り、北日本を中心に荒れた天気になるおそれがある。低気圧に向かって暖かい南風が強まるため、西・東日本では、「春一番」の発表の可能性も。積雪の多い地域では、雪崩や屋根からの落雪に注意が必要だ。

(気象予報士・大隅智子)

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