大谷翔平に“カミの恩寵”発見! Dr.コパは「攻撃的な行動や発想をもたらす」吉兆の“福毛”で世界一へ

ドジャー・フェスタにて「今日がいちばん入団を実感している」と語った大谷。左側頭部には、福毛がはっきりと見える(写真・ZUMA Press/アフロ)

「打撃は今、だいたい100%ぐらいで打っています」

大谷翔平は2024年2月4日に、本拠地ドジャースタジアムでおこなわれたファン感謝デー「ドジャー・フェスタ」に参加。よほどオフの調整がうまくいっているのか、この日はあらゆる質問に終始にこやかに対応するなど、“神対応”が話題になった。

そしてもうひとつ、注目されたのが、左側頭部に生えた1本の白髪だ。一部のファンがさっそくSNSで「ショウヘイもエイリアンではなく人間だった」と反応した。

米国で、若白髪はどんなイメージなのか。テレビプロデューサー、デーブ・スペクター氏が解説する。

「若白髪は、米国ではカッコ悪いもの、縁起が悪いものだととらえられています。白髪は中年の象徴だからです。彼にはスポンサーも多いし、企業としては抜いてほしいはず。生えているうちは、本塁打1本しか打てないと思いますよ。逆に抜けば、黒い髪の本数だけ打てますね(笑)」

一方、日本では1本だけ生える白髪のことを“福毛”と呼び、縁起のよいものとする風潮がある。そもそも白髪はなぜできるのか。

「メラノサイトという細胞の機能が低下すると、髪を黒くするメラニン色素が作れなくなり白髪が生えます。加齢や遺伝、ストレスなどが原因とされています。医学的には、福毛がいいとも悪いともいえないですが、福毛が生えて運気が上がると思い込むことで、いろいろなことがうまくいくという、プラシーボ効果はあるかもしれません」(五良会クリニック白金高輪理事長・五藤良将医師)

銀座TAクリニック・山田真里江院長は、美容の観点から白髪を解説する。

「ヘアケアと白髪の関係性は否定できません。白髪の発生を防ぐために、ヘアケアやバランスのよい食事、ストレス管理が重要ですね」

毎日10時間以上の睡眠や自炊を徹底している大谷。そんな生活で、白髪など生えるのだろうか――。

「あの毛はゲン担ぎで、あえて伸ばしているのでしょう」

こう語るのは、風水界の第一人者、Dr.コパだ。

「あの長さから察すると、少なくとも2023年の春ごろから生え始めたと考えられます。当時の活躍もあって『これはいい!』となって伸ばしたのでしょう。本人も福毛という認識はあるはず。そうじゃないと、とっくに抜いていますよ。この位置に生える福毛には、攻撃的な行動や発想をもたらすという意味合いがあります。昨季は、例年より投打ともに攻撃的なスタイルで本塁打王とMVPに輝いたから、効果はあったのでしょう。ちなみに、反対側の右側頭部に福毛が生えると、仕事に身が入らなくなってしまう。生えたのが右側頭部じゃなくてよかったですね。普通の人なら、『ちょっとお姉ちゃんと遊ぼうかな』となるけど、大谷さんにはその心配はまったくないですね」(同前)

観相家の池袋絵意知氏は、大谷の福毛を「インスピレーションヘアー」と命名する。

「この福毛は頭に生えてますので、思考力とかひらめきとか、判断力が優れているという意味合いがあります。ただ、頭に生える福毛は残念ながら女性運アップにはつながりません(笑)。すてきな女性と出会うのは、もう少し先でしょうか」

最後に、宗教史研究家の渋谷申博氏が、今季の活躍に太鼓判を押す。

「白髪は縁起がいいとされる理由は、昔から神に近い存在とされる老人の象徴だからです。つまり、若白髪が出るのは、それだけ神に近い存在、神の恵みを受けた存在と考えられたのです。今季の大谷選手は、神の恩寵を受けているといえるでしょう」

2024年2月10日、大谷はアリゾナでキャンプイン。先日、エースのカーショウのFA残留の吉報も届き、山本由伸らとともにワールドシリーズに向けた戦力は整った。さらに“髪”の恩恵まで受けているならば、世界一まで死角なしか。

© 株式会社光文社