「日本はまるでブラジルのようだった」“史上最高の陣容”で8強敗退。森保Jの姿は優勝したカタールの記者の目にどう映ったか。「ドイツに勝ったチームが...」【現地発】

3大会ぶり5度目の戴冠を目ざしたアジアカップで、日本代表は準々決勝でイラン代表に1-2で敗北。「史上最高の陣容」と評されていたチームが、予期せぬベスト8敗退となった。

欧州のトップリーグでプレーするタレントをずらりと揃え、他国のメディアからも「優勝候補の筆頭」として見られていた森保ジャパンの戦いぶりは、現地で取材する海外の記者の目にはどう映ったのか。

【PHOTO】日本代表のイラン戦出場15選手&監督の採点・寸評。後半は何もできずに敗戦。及第点は2人のみの低評価
優勝したカタールのメディア『QATAR NEWS AGENCY』のサラト・アリ記者はこう表現する。

「日本は良いチームなのに、この大会ではまるでブラジルと同じようにプレーした。彼らのサッカーをしていなかったと思う」

同記者は「日本はドイツに勝ち、トルコにも勝った。どんな相手にも渡り合えるようなチームなのに...なぜだか本当に分からないよ」と首を傾げた。

個の能力があり、華麗なサッカーをするが、勝負強い。日本の戦いぶりに、そんな印象を持ったようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部

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