“神童”ドンチッチが将来的なMVP受賞に色気「もちろん欲しい。欲しくない選手はいない」

ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、NBA6年目を迎えた今季もハイパフォーマンスを続けている。24歳にして数々の記録を残しているなか、将来的なシーズンMVPの獲得に意欲を覗かせている。

2018年のドラフト全体3位指名でNBA入りした今季ここまで45試合に出場してリーグトップの平均34.5得点、8.8リバウンド、9.4アシスト、1.4スティール、3ポイント成功率38.8%をマーク。日本時間の昨年12月26日(現地25日)には史上6番目の若さで通算1万得点をクリアすると、1月27日(同26日)に敵地で行われたアトランタ・ホークス戦で史上4位タイとなる73得点を叩き出してその名を轟かせた。

しかも、ドンチッチは45分間のプレイで73得点(フィールドゴール25/33、フィールドゴール成功率75.8%、3ポイント8/13、3ポイント成功率61.5%、フリースロー15/16)、10リバウンド、7アシストをマーク。ウィルト・チェンバレン(100得点/1962年)、コービー・ブライアント(81得点/2006年)、ウィルト・チェンバレン(78得点/1961年)に次いでNBA史上4位タイの73得点という記録を打ち立てた。

マブズは現在、30勝23敗でウェスト8位。シーズンMVPも視野に入るなか、ドンチッチは元NBA選手のJJ・レディックがホストを務めるポッドキャスト『The Old Man and the Three』に出演した際、「もちろん(MVPのタイトルが)欲しいよ。MVPが欲しくない選手がいるかい?」と率直な胸中を明かした。

ドンチッチが最もMVPに近づいたのは、2年目の2019-20シーズン。平均28.8得点、9.4リバウンド、8.8アシストの好成績を残し、MVP投票ではヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(当時ヒューストン・ロケッツ/現ロサンゼルス・クリッパーズ)に次いで4位だった。

目覚ましい活躍を見せるドンチッチもまだ24歳。さらなる成長が期待される。

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