乃木坂46・一ノ瀬美空 久々のソロ歌唱で魅せる大人へのステップ「今このタイミングに歌えることに感謝しています」

乃木坂46の5期生が昭和・平成の名曲に挑戦する『超・乃木坂スター誕生!』(毎週月曜深夜1時29分~)。2月12日放送回では、乃木坂46の一ノ瀬美空(いちのせ・みく)が華原朋美の『I BELIEVE』に挑戦する。井上和(いのうえ・なぎ)と小川彩(おがわ・あや)をバックダンサーに従え、久しぶりのソロ歌唱に挑んだ一ノ瀬は、これまでのかわいらしい歌声とは一味違う力強さを見せた。成人式を経た一ノ瀬にどんな変化が起こったのか。entax取材班は収録直後の一ノ瀬に迫った。

――収録お疲れさまでした。とても格好良かったのですが、いつもと違う雰囲気を感じました。心境の変化があったのでしょうか。

一ノ瀬 そうですね……。これまで2回ほどソロを歌わせていただいたことはあるのですが、バックダンサーが付く歌唱というのが初めてで、今回とても緊張していました。誰かがソロで歌う際にバックダンサーをさせていただくことが多かったのですが、自分にバックダンサーが付いてくれるとなると、自分が踊るのとはぜんぜん違った緊張感でした。

でも、一人じゃないという安心感もあったんです。それに2人(井上と小川)がすごく盛り上げてくれて、曲の格好良さを引き立ててくれて、私のソロがレベルアップするよう引っ張ってくれたという感じがします。だから違ったように見えたのかもしれませんね。いい経験でしたし、とても楽しかったです。

――そうなのですね。歌唱後、井上さんが、一ノ瀬さんが格好良かったから自分も格好良く踊れたとおっしゃっていましたよ。

一ノ瀬 いえいえ、とんでもない。ほんとうに今までに感じたことがない緊張感でした。ひとりで歌っているんですが“ひとりじゃない”という感覚。2人のダンスに引き立ててもらった分、自分も2人を引き立てる存在になりたいという思いもあって、普段のソロよりもグッと気が引き締まった気がします。

3人で作る1曲になるので、緊張感がありながらももっと頑張らなきゃと思ったので、それでいつもと違うスイッチが入ったのかもしれませんね。

――マイクの前に立った時の表情、大人の女性という感じですてきでした。

一ノ瀬 本当ですか。ありがとうございます。でも私、格好いい顔が大の苦手なんです。だからリハーサルの時は恥ずかしくて、目が泳いじゃったり、笑っちゃったりしてしまって。スタッフさんに「世界で今、自分が一番いけていると思ってカメラを見て」とアドバイスしていただいたので、本番ではそうできるように頑張りました。

でも最後、またちょっと恥ずかしくなってニヤって笑ってしまいました。「何なんだ、自分!」って反省しています。

――成人式を終えられたので、一気に大人へのステップを上がっていらっしゃるのかなと思いましたよ。

一ノ瀬 逆に、成人式を迎えたからこそ大人にならなきゃ、大人になりたいなという意識は持つようになりましたね(笑)。

――一ノ瀬さんはアイドルの歌が合うなと思っていましたが、今回はぜんぜん違うタイプの曲。でもこれがすごく似合っていて感動しました。歌う際に意識した点などありますか。

一ノ瀬 番組に出させていただいてもう2年になるのですが、自分でも声の幅や音域、力強さなど放送を重ねるたびに、少しずつなのですが、でも確かに成長しているなと感じています。

『I BELIEVE』は、乃木坂に入った時や1年前だったら同じ量の練習をしても絶対に歌えなかったと思う楽曲。なので、2年目という今のタイミングで歌わせていただけたことで自分の成長を実感できました。今日歌わせていただいたことに意味があるのだなととても感謝しています。

――歌唱後「もう、一曲いく?」とノリノリでしたが、バックダンサー付きのソロ歌唱がクセになったりして(笑)。

一ノ瀬 いえいえ、そんなことはないです。今回は私一人の責任では済まないという怖さに引っ張られたようなところがありますから。

反対に、今まで私がバックダンサーで歌っていた時にソロを歌っていた子たちのすごさが、今日のおかげで実感できました。それこそレッドソックス(一ノ瀬・井上・岡本姫奈<おかもと・ひな>・小川彩による番組発のユニット)でもソロを担当した子はきっとものすごいプレッシャーだったんだろうなと。それなのに、あんなにすごい歌を歌ってくれていたんだとリスペクトも生まれました。

――では最後に、『I BELIEVE』歌唱挑戦の観どころ、聴きどころを教えてください。

一ノ瀬 今日は大人びた白いスーツです。際立たせていただけるような衣装を選んでいただきました。ほんとうに皆さんへの感謝がいっぱいです。今までの思いも込めて歌ったので、少し成長した、いつもとちょっと違う姿を観ていただきたいです。

【乃木坂46】
AKB48公式ライバルとして結成したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は、最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」に由来する。「46」の由来に関しては、秋元康氏の「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」から。

【一ノ瀬 美空Profile】
2003年5月24日生まれ。福岡県出身。身長156cm。
2022年2月に応募人数87,852人の中から選ばれた乃木坂46の5期生メンバーのひとり。
長所は「笑顔」。

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