[１１日 ロイター] - 米国防総省のライダー報道官は、オースティン国防長官が１１日にワシントンの病院に搬送されたと発表した。「緊急のぼうこうの問題を示唆する症状」の治療のため入院する。ヒックス国防副長官に職務を引き継いだという。
オースティン氏はがんの診断や１２月と１月の入院についてバイデン大統領らに報告しなかったことで批判を浴び、記者会見で謝罪していた。
今月１４日にブリュッセルで行われるウクライナ情勢を巡る会合に出席することになっているが、予定通り出席できるかは不明。
入院先のウォルター・リード陸軍医療センターは１１日夜に発表した声明で、オースティン氏の入院期間は不明とした上で、がんの予後は依然として良好であり、全快の見込みがぼうこうの問題で変わることはないとの見通しを示した。
