[ロンドン 11日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは11日、各地で試合を行い、冨安健洋の所属するアーセナルは敵地でウェストハムに6─0で圧勝した。冨安は欠場。
先週、首位リバプールを破ったアーセナルは前半32分、デクラン・ライスのアシストでウィリアン・サリバが先制弾。同41分にブカヨ・サカのPKでリードを広げると、その3分後には再びライスのお膳立てからガブリエウ・マガリャンイスがネットを揺らし、同アディショナルタイムにもレアンドロ・トロサールが続いた。
4点リードで前半を折り返したアーセナルは後半18分にもサカがゴールを奪うと、そのわずか2分後にはライスが決めた。22歳のサカはアーセナルで50得点となり、1978年以降のクラブ最年少記録となった。
アーセナルは昨年11月のリーグカップ、12月のホームのリーグ戦でウェストハムに敗れていた。ミケル・アルテタ監督は試合前の雰囲気について記者に問われると、「みんな、ウェストハムに勝つときが来たと分かっていた。タフな試合になると思っていたし、両ゴール前でのプレーの質を上げないといけないことは分かっていたが、今日はそれができた」と振り返った。
マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は敵地でアストンビラに2─1で競り勝った。ラスムス・ホイルンド、スコット・マクトミネイがゴールを決めた。
勝ち点を52に伸ばしたアーセナルは首位リバプールと2ポイント差の3位、同41のマンUは13ポイント差の6位につけている。