2月14日はバレンタインデー。
街のいたるところでバレンタインフェアが開催される季節になりましたね。この季節になると、お菓子作りに精を出す人も多いのではないでしょうか?
普段お菓子作りをしない人や子どもと一緒に作りたい人にとって、難しいレシピはハードルが高く、腰が重くなりがち……。
そこで今回は、初心者さんにもおすすめの子どもと一緒に作れる簡単なバレンタインスイーツから、韓国で流行っているものや韓国風の見た目のものを紹介します。
韓国風のスイーツは見た目もかわいく、バレンタインのプレゼントにぴったりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
くまさんのカップケーキ
見た目がかわいいくまさんのカップケーキは、写真に収めてかわいいだけでなく、味もおいしいのが◎。
お菓子作り初心者さんや子どもでも簡単に作れます。
材料(マフィンカップ4個分)
- スーパーカップチョコチップ味…2個
- ホットケーキミックス…150g
- チョコチップクッキー…8枚
- プレーンクッキー…4枚
- チョコペン(ホワイト・ミルク)…各1本
作り方
1.アイスクリームを少し溶かしてやわらかくし、ホットケーキミックスと一緒にボウルに入れる
2.粉っぽさがなくなるまで混ぜる
3.マフィンカップの6分目を目安に生地を流し入れる
このとき、カップケーキを少し高いところから何度かトントンと落とし、生地の中の空気を抜いておきましょう! 焼いたときの亀裂を防ぐことができますよ。
4.180度に温めたオーブンで15分焼く
5.チョコレートクッキーを耳に見立ててカップケーキに差し込む
今回はブルボンのプチシリーズを使用しました。小さいサイズがバランスが取りやすくておすすめです。
6.再び180度に温めたオーブンで15分焼く
7.粗熱をとったカップケーキに顔をつけていく
鼻に使うクッキーもブルボンのプチシリーズ。クッキーは、チョコペンを接着剤にして貼り付けるとズレにくいですよ。
顔を作ったら完成! 混ぜる工程は簡単で未就学の子どもでも作りやすく、顔を描く作業も楽しくできました。
味もおいしく、できあがりすぐの食感はしっとりしています。焼き上がりをそのまま食べてもおいしいですが、冷蔵庫で冷やすともっちりした食感になるためおすすめですよ。
パルミカレ
サクサクのパイにチョコレートでデコレーションをしている韓国で人気のお菓子、「パルミカレ」。デコレーションによってアレンジの幅が広がるので、仕上がりが楽しみになるスイーツです。
材料(約10個分)
- 冷凍パイシート…1枚
- ホワイトチョコ…50~80g
- 牛乳…50cc
- グラニュー糖…適量
- トッピング…各種お好みで
作り方
1.冷凍パイシートを常温に戻す
2.パイシートを半分に切り、片方にハケで牛乳を塗りグラニュー糖をまぶす
3.グラニュー糖を塗ったパイシートの上に残ったパイシートを重ねる
4.【2】から【3】の工程を2回繰り返して生地が8層になるようにする
5.生地をラップで包みぎゅっと握って密着させ、冷蔵庫で20分程度寝かせる
6.生地を1cm幅に切ってクッキングシートに並べ、グラニュー糖をまぶす
7.180度に温めたオーブンで30分焼く
8.チョコレートを湯煎で溶かし、焼きあがったパイに塗る
9.お好みでトッピングしたら完成!
サクサクの生地の食感と、チョコレートのとろける食感がマッチしています。ちょっとつまむのにちょうど良いサイズ感で、おやつにもぴったり。
トッピングの工程は子どものワクワクが止まりません! 今回使用したトッピングはすべてDAISOで購入。100円ショップにもバレンタインのトッピングにぴったりの材料があるため、ぜひチェックしてくださいね。
オレオのレアチーズケーキ
数年前、韓国で人気を集めていたオレオのレアチーズケーキは、焼く工程がないためオーブンがない家庭でも作れます。
材料
- オレオ…10枚
- 生クリーム…200g
- クリームチーズ…200g
- レモン汁…少々(なくてもOK!)
- グラニュー糖…40g(20gを2つ用意)
作り方
1.クリームチーズを常温に戻す
2.オレオを2つに分解し、クリームがついている方、ついていない方に分けてジップ袋に入れる
3.めん棒などを使い、それぞれ砕く
クリームがついている方は細かく、ついていない方はざっくり砕くのがポイント!
土台をしっかり固めたい人は、クリームがついた方に溶かしたバター20g(分量外)を入れてもOK!
4.クッキングシートを敷いた型にクリームがついた方のオレオを入れてコップの底などで押し固め冷蔵庫で20分ほど寝かせる
5.ボウルにクリームチーズとグラニュー糖20gを入れゴムベラで練る
6.別のボウルに生クリームとグラニュー糖20gを入れて、泡立て器で軽くツノが立つくらいの固さに泡立てる。
7.クリームチーズのボウルにホイップクリームを2回に分けて入れ混ぜ合わせる
8.ボウルに砕いたオレオの1/3とレモン汁を入れて混ぜ合わせる
9.型にクリーム生地を半量入れ表面をなめらかに整える
10.クリーム生地の上に砕いたオレオ1/3を敷く
11.クリーム生地の残りを入れ、残ったオレオをまぶす
12.冷蔵庫で2時間寝かせて切り分けたら完成!
さっぱり感はレアチーズケーキそのままに、モノトーンの韓国らしい見た目に仕上がりました!
オレオのざくざく感はしっかり残っていて、甘さも控えめで最後まで食べやすかったです。子どもが食べる場合は、グラニュー糖の量を10gずつ増やしても◎。
切り分けるのが面倒くさい人は、クリアカップに盛りつけるとそのまま食べられるのでおすすめです。
まとめ
バレンタインだから! と張り切りたい気持ちとは裏腹に、上手く作れないジレンマを抱える人も多いはず! かくいう筆者も、不器用で繊細なお菓子作りは苦手です。 そんなときは、トッピングも細かくなくてOK! 簡単な手順でOK! なレシピが便利でおすすめ。 韓国っぽいバレンタインスイーツは、味だけでなく見た目もかわいいので映えること間違いなしですよ。 ぜひ参考に今年のバレンタインは、韓国風手作りスイーツに挑戦してみてくださいね。 文/丸山希