小池知事 オーストラリアと台湾から帰国 水素エネ・デジタル化で成果を強調

オーストラリアと台湾を訪れていた小池知事が帰国です。2月9日の定例会見で小池知事は、水素エネルギーやデジタル化といった最先端の分野における連携を強化できたと、成果を強調しました。

今年度4回目となる今回の出張で、オーストラリアと台湾を訪れた小池知事。ニューサウスウェールズ州とは、友好都市の締結から40周年という節目の年で、友好都市としての合意書の更新を更新し、都として、水素の活用に向け、協力する合意書も締結しました。

2月9日の定例会見で記者から成果を問われると、水素エネルギーに関連する先進的な取り組みについて、連携を確認できたと説明しました。

小池知事:「互いにですね連携するところ多々あるということで、いろいろ具体的な意見交換情報交換、そして人的交流なども進めていければという話を重ねて参りました」

また台湾では報道陣に非公開で、蔡英文総統や頼清徳次期総統と相次いで会談し、知事は地震や台風といった、防災分野に関する連携を強化する意向を示したということです。そしてオードリー・タンデジタル担当大臣とは、デジタル分野での連携を一層、進めることで一致しました。

小池知事:「引き続き『このDXに関する取り組みが連携して行えれば』と思うことなど意見交換をさせていただきました。成果を今後の施策展開に生かしていきたいと考えております」

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