ガス田開発従事者、海上プラットフォームで新春を祝う 中国海南省

ガス田開発従事者、海上プラットフォームで新春を祝う 中国海南省

9日、大型深海ガス田「深海1号」のエネルギーステーションでケーキを切って新春を祝う作業員ら。(三亜=新華社配信)

 【新華社海口2月12日】中国海南島の南東海域にある大型深海ガス田「深海1号」のエネルギーステーションで、旧暦の大みそかに当たる9日、海洋石油・天然ガス開発の最前線で働く作業員60人余りが一堂に会し、年越し料理や年越しの人気番組「春節聯歓晩会(春晚)」を楽しんだ。

ガス田開発従事者、海上プラットフォームで新春を祝う 中国海南省

9日、大型深海ガス田「深海1号」のエネルギーステーションで振る舞われた年越し料理(年夜飯)。(三亜=新華社配信)

 同ステーションは、中国が独自に開発、建造した世界初の10万トン級深海半潜水式の石油生産・貯蔵プラットフォームで、ガス田「深海1号」で運用されている。

 「深海1号」は高い生産量を安定的に維持しており、今月1日時点で天然ガスの累計生産量が70億立方メートル、石油が70万立方メートルを超えた。同ガス田の天然ガス生産量は日量1千万立方メートルの設計ピークに達し、中国の深海石油・ガス生産量を効果的に向上させた。(記者/陳子薇)

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