シンダーガードとロレンゼンに多くのチームが興味を示す 米報道

日本時間2月12日、MLBネットワークのジョン・ポール・モロシ記者は「スプリング・トレーニングが始まろうとしているなか、パドレス、パイレーツ、ツインズ、カブス、レイズなど多くのチームが先発投手の補強を目指している」と報じた。これらのチームが関心を寄せている投手のなかには、ノア・シンダーガードやマイケル・ロレンゼンが含まれているという。2022年にエンゼルスでともにプレーした両右腕は、どのチームのユニフォームを着て2024年シーズンの開幕を迎えることになるのだろうか。

この両右腕は、日本時間1月24日にカリフォルニアでブルペン投球を行い、その様子を16チーム前後が視察していたことが明らかになっている。米メディア「FanSided」のロバート・マレー記者は「両投手はブルペン投球のなかで各チームに好印象を与えた」とリポート。特にシンダーガードはコンスタントに93~95マイルを計測し、球速が回復していることを印象付けたという(昨季の4シームの平均球速は92.2マイルだった)。

現在31歳のシンダーガードは、2022年にエンゼルスとフィリーズで合計25試合(うち24先発)に登板して10勝10敗、防御率3.94を記録。昨季は投手の育成・再生に定評のあるドジャースへ移籍して完全復活を目指したが、結果を残せずガーディアンズにトレードされ、18度の先発登板で2勝6敗、防御率6.50に終わった。8月末にガーディアンズを解雇されたあと、現在に至るまで無所属の状態が続いている。

現在32歳のロレンゼンは、2022年にエンゼルスで18試合に先発して8勝6敗、防御率4.24を記録。昨季はタイガースで18試合に先発したあと、トレードでフィリーズへ移籍し、移籍後2度目の登板でノーヒッターを達成した。しかし、その後は調子を落とし、ブルペンに配置転換。シーズントータルでは29試合(うち25先発)の登板で9勝9敗1セーブ、防御率4.18にとどまった。シーズン終了後にFAとなり、契約が決まらないまま現在に至っている。

The post シンダーガードとロレンゼンに多くのチームが興味を示す 米報道 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.